2012年9月3日月曜日

#9「夏の終わりをすっきり快適に整えるハーバルライフ」

残暑の不快感や気だるさのケアには、フレッシュで快活なレモンの香りがおすすめ
レモンの香りに含まれる芳香成分が、
頭をスッキリとさせてくれます
まだまだ暑さが続いていますが、夕方以降には時折爽やかな風が感じられるようになりました。厳しい暑さを過ごしてきた身体も、落ち着いた気候を待ち望んでいるのではないでしょうか。しかし気候の変化は時に身体への負担になることも。そこで今回は、暑さで高ぶった心身を秋に向けて上手に切り替える「夏の終わりをすっきり快適に整えるハーバルライフ」をご紹介します。

夏の終わり、連日の厳しい暑さを過ごしてきた心身は疲れ切った状態に。高い気温は体力を消耗させ、暑さをしのぐための冷たいものも胃腸にとっては刺激となります。また熱帯夜は睡眠時間を削り、お盆休みも手伝って生活リズムを崩してしまうと、身体ばかりでなくメンタルバランスへの影響も考えられます。

このように心身が万全でない状態で季節の変わり目を向かえると、気候の変化が体調を崩す原因になってしまうことも。まだ暑さが残る今のうちから、少しずつ心身の準備を行っていきましょう。

残暑の不快感や気だるさのケアには、フレッシュで快活なレモンの香りがおすすめです。
レモングラスレモンバームといったように、レモンの名がつくハーブも多く、レモンに似た香りはとても飲みやすいハーブティーとなります。中でもレモンバーベナは、フランスでは“ヴェルベーヌ”と呼ばれ、仕事疲れを癒す夕方以降にいただくなどして親しまれているようです。また、タイ料理でおなじみのレモングラスは、胃腸のはたらきを助けることで知られ、脂を使う炒め物などに加えられることが多いようです。

同じ柑橘系でレモンをより上品にしたようなベルガモットの精油や、柑橘系と相性のよいクラリセージの芳香浴もおすすめです。紅茶を思わせるクラリセージの上品な香りは、暑さによる興奮や不快感を鎮めてくれるので、残暑で眠れない夜には、コットンに数滴垂らし枕にしのばせるほか、シャワーだけのバスタイムを半身浴に切り替え、浴槽に数滴精油を落としてゆったりと香りを楽しんでもよいでしょう。

ハーブティーやアロマを取り入れると、毎日の中でふと立ち止まって自分と向き合う時間が生まれます。適度にリラックスして過ごす時間をつくりながら心身をいたわり、頭も体も冴えた軽やかな状態へ整えて、秋への移り変わりを楽しみましょう。